65期卒の鈴木健吾くんが快挙!
(写真提供:共同通信社)
昨年初めに端を発した新型コロナウイルス感染拡大で多くの方が苦しんでおられる中、久々に明るいニュースが飛び込んできました。
2月28日(日)に行われた、最後の「びわ湖毎日マラソン」で、宇和島出身で宇和島東高65期の鈴木健吾くんが2時間4分56秒の日本新記録で初優勝を飾りました。このことは、我々同窓生はもとより、宇和島市民、愛媛県民の大きな喜びであり、かつ誇りです。
鈴木くんは、在学中の2013年、全国高校駅伝に出場しチームのエースとして活躍し、卒業後は神奈川大学に進み1年生から箱根駅伝のメンバー入りを果たしました。
2017年に行われた第93回箱根駅伝では2年連続2区を任され、戸塚中継所では神奈川大史上初のトップで次走に襷を渡し、1時間07分17秒の当時歴代8位の好記録で自身初の区間賞を取りました。また、同4年生の時に出場した、第49回全日本大学駅伝では最長区間の8区を任され、神奈川大学の20年ぶり3度目の優勝に大いに貢献しゴールテープを切ったことはご存じの方も多いのではないでしょうか。同大卒業後は、富士通陸上競技部に所属し、昨年、東京オリンピックの代表権を賭けたMGCでは健闘及ばず7位でゴールし、代表入りは逃しましたが、彼もインタビューの中でこたえているように、目標は3年後のパリ五輪です。
記録はいずれ破られるでしょうが、3年後のパリで日の丸を背負った、彼の美しいランニングフォームを見たいものです。
宇和島東高等学校 同窓会長 川尻純滋(30期)