ごあいさつ

 

 愛媛県立宇和島東高等学校の前身は明治29年創立の宇和島中学校と明治35年創立の宇和島商業学校です。戦後の学制改革により、2つの学校が統合されて昭和24年9月に宇和島東高等学校となりました。平成20年に定時制が加わり、平成25年から全日制課程の定員が普通科・理数科160名、商業科80名、情報ビジネス科40名となっており、平成27年3月までの宇和島東高等学校の卒業生は26,478人です。

 宇和島東高等学校同窓会会長は、第1回卒業生の百合田基之氏(1期)が昭和33年から57年まで24年間初代会長を務められ、二代会長は5期の藤原順一氏、以下三代清家朗氏(6期)、四代鈴木賢一氏(7期)、五代伊能洋氏(3期)、六代中山健氏(1期)、七代井関文和氏(13期)、そして平成27年8月から八代会長として昭和45年入学の永田幸子(24期)が就任しました。

 男女共学となった昭和25年から20年後の45年当時も男子校特有のバンカラな気風を色濃く残しており、入学早々、応援部男子生徒の「新入生、運動場に出てこい」の放送で昼休みに整列して応援歌を教えられました。今でも「思えば過ぎし」を口ずさめば、明治時代の先輩方の思いが伝わります。

 当時の女子生徒の制服は黒のブレザーに白のカッターシャツ、黒の折りスカート、その年度から男子生徒は丸刈りから解放され、男女とも革靴が認められました。これは、44年度に卒業された先輩たちによる生徒会活動の成果と聞いています。

 昭和43年に理数科が新設され、1、2年次の国数英は普通科と合同で授業を受けました。スポーツデイでは各学年が「城山登攀」、学校を周回する「マラソン」、「各種競技」の3つに分かれて全校生徒でスポーツに励みました。当時はうどん場が校内にあり、お昼休みに女子生徒が交代でお手伝いをしたのも懐かしい思い出です。卒業後は進学・就職によりしばらく故郷を離れ、昭和57年に東京からUターンしましたが、母校に足を運ぶ機会も無く過ごして参りました。ところが、同期の校友が母校初の女性校長となり、その縁から平成25年8月、同窓会に役員として関わり、27年8月に会長に選出されました。
   
 今秋には創立120周年記念事業として、宇和島中学校同窓会、宇和島商業学校同窓会と共に宇和島東高等学校同窓会は33,000人を超える会員名簿を発行いたします。この名簿は同窓会会則第2条の「本会は、会員相互の友好、親睦を深めるとともに母校の発展に寄与する」との目的実現に資することと思われます。

 今後2年間会長として同窓会の組織的運営を目指し、その基盤を築いていきたいと存じます。同窓会活動の活性化のために会員の皆様のお力添えをいただきますようお願い申し上げます。 

 平成27年8月